勉強することの一つの意味

なぜ勉強するのか ―― それは、学業成績を上げるためではない。
勉強することは、自分の力を知ることである。自分の実力を知った上で、自分に満足できるかどうか問われている。自分はそれだけの人間だったのか、という評価に満足できない。他人との比較だけでなく、自分自身に負けたくない場合もある。

とことん自分の力を試してみることだ。どこまで頑張れるか。そうして、納得のいく解決方法を探ることだ。そこに工夫が生まれ、その工夫が実を結び、手ごたえを感じる時があり、面白さも生まれてくるではないか。

勉強することとは、結局自分自身を高めることを意味するのである。技量が高まると、ものの良しあしが見えてくる。自分の未熟さに気づかされる。

また、勉強することとは、レベルアップの楽しみである。経験を積み重ねると、これまで見えなかったものが見えてくる。昨日の自分を超えた、新たな自分に変わる、その喜びや楽しみを、勉強を通して知ることは、何事に対しても意欲的に臨めることに違いない。

挑戦し、挫折し、そして考え、工夫を凝らして困難を乗り越えることを知った者は、どんな状況に置かれても自信に溢れた独立した道を拓くであろうと思う。学ぶということ、勉強するということは、そうした人になるための一つの道であると確信している。

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